8月ですね。
そして東海地方は梅雨明け。
おひさまの陽射しは心を明るくしてくれます。
8月に入るとお寺ではお盆行事がはじまります。
今日から5日間は、夜施餓鬼(よせがき・今は施食と書くことも)。
九之坪にある4つの曹洞宗寺院では、毎年お盆時期に各お寺で夜のお施餓鬼法要を営みます。
町中で、木魚の音や鈴の音が風に乗って流れる懐かしいとき
夜施餓鬼に向かう家族連れが、まだほの明るい路地を歩いている景色が大好きです。
今年は 例年とは少し様子が違っているのが寂しい気もしますが
とにかくお盆行事のはじまりです。
お経の後のお話は「八正道」の一番最初にある「正見」についてでした。
今 何が起きているのか色々な角度から正しく見ることがとても大切だよというお話。
中身相当端折っていますが、詳しくお聞きになりたい方は、方丈にお尋ねくださいね。
少し前までの日本では、お盆は遠方で暮らしている人たちが里帰りをして親戚が久しぶりに集まる時間でもありましたね。と、私の子ども時代を懐かしく振り返ったりしています。
状況は変化していますが、お盆はやはり日本人にとってり特別な期間なのではないかと思います。
私たちがここに存在しているのは、たくさんのご先祖さまのおかげ様。
祖父母は4人
曽祖父母は8人
そのまた先には倍々で16人、32人、64人、128人、256人、512人・・・・
両親の10代前までの人数を足していくと、2,046人!
両親のご先祖様を20代辿ると、2,097,150人なのだそうです。
200万人ってすごい数!
こうしてみると、みんなどこかで繋がっている親戚のような気持になります。
お盆はそんな遠いつながり、目の前にありすぎてうっかりその存在を当たり前と思ってしまう近いつながり、どちらにも感謝する期間なのかもしれません。
そんな訳でお寺では何かと気ぜわしい期間が始まりましたが、私、お盆大好きなのです。
プロフィールのリンクから平田寺のウェブサイトへどうぞ。
https://heidenji.jp/74403/
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