
新年明けましておめでとうございます。
と、晴れ晴れとした気持ちで言うことができない昨今。
昨年2月3日のダイヤモンド・プリンセス号での新型コロナ発症以来、
重苦しい空気の中での生活を余儀なくされています。
そして、日々のテレビ・新聞等のメディアを通して新型コロナ関連の報道は、
人々を不安と不信のどん底に導いています。
確かに、報道内容は事実に基づいた数字・事象だとは思いますが、「木を見て森を見ず」の例えの如く、
非常に狭い範囲にのみスポットを当てて、全体を公平に偏りなく見ているとは到底思えません。
例えば、令和2 年12 月1日現在の数値で、
PCR検査の実施件数は、405万0466件
新型コロナウィルス感染者は14万8694人。
死亡者数、2139人。
インフルエンザの患者は、約728万5000人(2019年度)。 死亡者数、2325人。
インフルエンザに関して言えば、毎年約2000万人がワクチンを接種しているにも拘らず、
2019年度の数値と比べても、今回のコロナ感染者の約50倍。
死亡者数も多いのに、特に騒ぎ立てることもなく普通に生活をしていました。
さらに言えば、このPCR検査法を開発したノーベル賞受賞者キャリー モリス博士は
講演で繰り返し「PCR検査を感染症の診断に使ってはならない」と警告し、
「使い方によっては誰でも犯人(感染者)にすることができる」と述べていたそうです。
この他にも、マスク・アルコール消毒(除菌)、ソーシャルディスタンスなど
新しい生活様式と言われることについても、主要メディアには登場しない(させてもらえない?)
感染症・免疫学・医療従事者等の専門家たちが、それらの危険性・不必要性をSNS上で発信をされています。
あまりこの様なことを書いていると、かえって混乱させてしまうかもしれませんが、
私の思いは、メディアからの一方的な報道、国・自治体の錯綜した施策によって、
いつの間にか怪物のような存在になってしまった新型コロナウイルスへの恐怖感を和らげたい、
一日も早く普段通りの生活を取り戻したい、それだけです。
そしておそらく、ワクチンや治療薬の開発では根本的な解決にはならないとも考えています。
12月14日発行の日本経済新聞(電子版)に興味深い記事が掲載されていました。
花王(洗剤など作っている会社)が三つの研究所との共同研究で
『手指が本来備えている、感染症に対するバリア機能を発見』
『アルコール消毒などの菌やウィルスの除去・不活化効果は一過性のもの。
手指のバリア機能は恒常的であることが特徴的である』勿論個人差があることですが、
新しい衛生習慣の提案に繋がることにもなり、
結局は一人一人が免疫力をつける生活習慣を取り戻すことが肝要ということです。
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今年(2021年)の干支は、辛(かのと)丑(うし)です。
2011(辛卯)年は東北大震災、2001(辛巳)年は世界同時多発テロのあった年で、
『辛』の文字は、今まで下に伏在していた活動エネルギーが、
矛盾・抑圧を排除して上に発現するという文字で、闘争・犠牲・殺傷の意を含みます。
『丑』の文字は、母親のお腹の中にいた赤ちゃんが体外に出て、右手を伸ばした象形文字です。
そこから、始める・結ぶ・掴む
という意味を持ちます。
昨年のコロナ禍の影響で相当な痛みを伴うことにもなりそうですが、
新しい生命の誕生、何かを始め、結ぶという前向きな気持ちを持って毎日を大切にしていきたいですね。
余談ながら、占星術では昨年の12月22日から240年ぶりに
『地の時代(学歴・職歴・富と名声・所有の時代)』から、
『風の時代(分かち合う・一人一人の尊さ・目に見えないもの、心を大切にする時代)』になったそうです。
苦あれば楽あり。
神仏もご先祖も必ず見守って下さると私は信じています
今年も皆さまが笑顔で、心安らかに暮らせる年になりますようこころから祈念申し上げます。
住職から。
今回の寺報では、普段多くの方が見聞きすることとは随分と異なる新型コロナ感染症に関する話を書きました。
文中にもありますが、恣意的な意図により限定的で、一部の人たちにとって都合の良い情報が国・自治体・各種報道機関によって一方的に流されている、というのが私の現状に対する認識です。
もう少し詳しくお知りになりたい方は、リンク先をご参照ください。
今の異常な状況を憂慮する専門家が共同で作した共同宣言です。
ノーマルに戻そう We Rise!
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